最上三十三観音は、村山地方と最上地方にある33の観音様を巡る旅である。
山形の女性たちは皆こぞって、最上の霊場を巡礼した。現在においても、バスや歩きで巡る人は絶えない。もちろん、肘折からも多くの方々が出掛け、鎮守薬師神社には巡った当時の女性たちの写真が掲げられている。
三浦屋さんの女将さんからは巡礼する前日に足に不具合があったが、いざ最上三十三観音を巡ってみるとみるみる回復したという話を伺った。まさに、観音さまの力としか思えない。
本作は当時の人々が何を想って肘折を旅立ち、故郷の肘折に帰って来たのか想像して制作した。最上三十三観音の情景や取材で訪れた沼の台の馬頭観音なども含めて描いた。
制作者プロフィール
多賀糸 尊
2004年生まれ 秋田県横手市出身山形市在住
東北芸術工科大学文化財保存修復学科3年生、
4歳の時から「仏像」の世界に興味を持ち、各地の寺社仏閣を訪れ仏像を描く。大学進学で山形に移ってからもフィールドワーク精力的に行う。
主な作品展示
2018年 マルツ万博コケシの祭典【岩手県紫波町】
2019年 カフェTAKAIWAにて作品展【秋田県湯沢市】
2022年 ココラボラトリーにて「多賀糸尊18歳展」【秋田県秋田市】
2023年 かみこあにプロジェクト【秋田県上小阿仁村】
2023年 秋田県立近代美術館「大根ビネーション展」【秋田県横手市】
2004年生まれ 秋田県横手市出身山形市在住
東北芸術工科大学文化財保存修復学科3年生、
4歳の時から「仏像」の世界に興味を持ち、各地の寺社仏閣を訪れ仏像を描く。大学進学で山形に移ってからもフィールドワーク精力的に行う。
主な作品展示
2018年 マルツ万博コケシの祭典【岩手県紫波町】
2019年 カフェTAKAIWAにて作品展【秋田県湯沢市】
2022年 ココラボラトリーにて「多賀糸尊18歳展」【秋田県秋田市】
2023年 かみこあにプロジェクト【秋田県上小阿仁村】
2023年 秋田県立近代美術館「大根ビネーション展」【秋田県横手市】
2024年 山形ビエンナーレ2024in蔵王「現代山形考〜山はうたう」【山形県山形市】
2024年 ひじおりの灯【肘折温泉】